■ 汚れや浅いサビを落とす時には
水を含んだ布(古い軍手などを利用して)にパウダーをつけて、軽くこすります。
(サビ具合によって、多少力を必要とします。)
※磨きパウダーで取れないサビはエメリ40を使って下さい。
■ 濃いサビや鉋ウラの濃いサビを落とす時は
水分を含ませたエメリ40をサビた部分に載せ、杉やヒノキなどの柔らかい木片で
サビ部分をガリガリこすります。
又、裏以外の濃いサビは水に含ませた軍手や布にエメリ40を付けて強くこすって
下さい。
※目の細かい磨きの部分にエメリ40を使うと目が荒いのでキズが生じる恐れがあ
るのでご注意下さい。
※鉋裏のベタウラやエメリ40でも取れないサビは鍛冶屋(メーカー)に出して下さい。
■ 鉄部分の黒染をする時は
染めたい部分のサビや汚れを取り除き、脂分を完全に脱脂するために、脂取り液を布や
テイッシュに含ませよくふき取ります。
次に筆を使って染めたい部分に黒染め液を塗ります。5分ぐらいで白く乾いてきます。
ほぼ乾いたらテイッシュか布で染めた部分を十分に洗い流し、染めた部分は刃物椿油を
塗って保護します。
(脂取り液は取扱いにご注意下さい。)
※黒染めした部分を磨きパウダーで軽く磨くと「半磨き仕上げ」になります。
※染めた部分を長時間水に拭きしないでおくとサビますのでご注意下さい。
刃物はサビに弱く、日ごろの手入れが必要です。しかい良い刃物は研ぎや研磨をすることによって長く使えます。
刃物を良い状態に取り戻すために、鍛冶屋が実際に使っている鉋、鑿などの「刃物の汚れサビとり」「黒染液」「刃物椿油」をミニセットにしました。
早めの早めの手入れが刃物の切れ味にも影響し、寿命を大きく延ばしてくれます。
【セット内容(PC箱イリ)】
黒染め液 40cc
脂取り液 100cc
刃物椿 45cc
磨きパウダー 45g
エメリ40 45g
黒染用筆
説明書
【単品説明】
黒染め液 40cc
◆黒染め液:鉄部分の黒染めに使います。染める部分の錆びや脂分を十分に取り除いてから、筆でを使って塗ります。8~10分ぐらい、ほぼ乾いたら水でよく洗い流します。
(その後サビ防止として椿油を塗って仕上げる。)
お使いになる前には失敗しても良いもので、必ずテストしてからご使用下さい。
脂取り液
◆脂取り液:黒染する部分は完全に脱脂が必要です。染める部分の脂分を取り除くために使用します。脂取り液を布やテイッシュに含ませよくふき取ります。
磨きパウダー 45g
◆磨きパウダー:汚れや浅いサビを取る時に、水を含んだ布(古い軍手などを利用して)に少量の磨きパウダーを付けて軽くこすります。
(サビ具合によって多少力を必要とします。それでも取れないサビはエメリ40を使って下さい。)
エメリ40 45g
◆エメリ40:濃いサビや鉋ウラの濃いサビ落しに使用します。サビの部分に水を含んだ布に少量のエメリ40を付け、布(古い軍手などを利用して)磨きます。
鉋のウラ部分の濃い錆びにはウラ部分に少量のエメリをかけ、数滴の水を落とし杉やヒノキの角棒を利用して錆びの部分を強くこすります。
※目の細かい磨きの部分にエメリ40を使うと目が荒いのでキズが生じる恐れがあ
るのでご注意下さい。
※鉋裏のベタウラやエメリ40でも取れないサビは鍛冶屋(メーカー)に出して下さい。
刃物椿 45cc
◆刃物椿:錆びとりや黒染した部分に塗る刃物用のサビ止め椿油です。
黒染用筆
鉄部分の黒染めするときに筆でを使って塗ります。
【おまけのアミサンドシート #80の説明】
グラスファイバー網目繊維に研磨剤を全面固着した多方面に使用できる新しい研磨シートです
★ネット状態で目詰まりしない。
★両面使え長持ちする。
★研磨力があり長続きする。
★柔軟性があり、なじみがよい。
★乾式・湿式 使用可能。
★酸化アルミナ を使用
主な用途
・各種金属の研磨、サビ落とし
・塗膜はがし、塗装研磨 ・FRP・プラスチック・樹脂の研磨 ・コンクリート、セメント、石膏等の研磨
・木工、コルク、ゴムの研磨