彫刻刀のメーカーが作った、彫刻刀専用の刃物砥ぎ機です。
1. 2種類の皮砥を使用しています。
皮砥を回転させ、角度にこだわらず砥ぐことが出来ます。
切れ止みには、皮砥に数秒押し当てるだけで見違えるように切れが戻ります。
2. フットスイッチを採用しています。
フットスイッチを採用しているので、両手でシッカリと刃物の砥ぐ角度を決め固定することができます。
3. ペーパー砥を使用しています。
ペーパー砥は、張替え・交換(中砥から仕上砥)ができるので、砥石のように溝が
できることがありません。
4. 2工程で刃物の切れ味を取り戻すことができます。
1 刃表の部分を、全体に平均して皮砥に当たるように、5秒ほど押し当てます。
(丸刃は、左右に廻しながら当てます)
2 裏刃を2~3秒砥ぎ、カエリを取ります。
5. 刃コボレした物を砥ぐこともできます。
1 刃コボレの度合いによりペーパーをセットし、彫刻刀の刃先にカエリが出るまで砥ぎ出します。
2 ペーパーを荒・中・仕上砥と交換し砥ぎます。
3 表刃を皮砥で砥ぎ仕上げます。
4 裏刃を皮砥で砥ぎ、カエリを取ります。
6. NEWヘルパー(彫刻刀固定台)付き。
丸刀を研ぐ場合は、アタッチメントを外しバーの上に彫刻刀を乗せ左右に廻します。
キワ刀・平刀は、刃先の傾斜に合わす事が出来、ダイヤカットになりにくい。
三角刀は、片面を先にセットし研ぎ出しますから刃底が合わせやすくなりました
仕様
電圧 | 100V |
消費電力 | 72/76W |
周波数 | 50/60Hz |
回転数 | 945/1100rpm |
本体総重量 | 10kg |
<ベース(台)サイズ/td> | <200x220x210mm/td> |
付属品
ペーパー台 | 3枚 |
ペーパー | 荒砥・中砥・仕上砥 各5枚 |
皮砥 | 大・小 |
皮砥用補助研磨剤白色 | 酸化クローム/PCBは含まれていません |
NEWヘルパー | アタッチメント |
フットスイッチ | コード2m |
6角レンチ | 1本 | スパナ | 1本 |
人造砥石にはビトリファイド砥石(約1200℃の高温で焼いた砥石)、レジノイド砥石(約200~400℃で焼いた砥石)があり、
自然乾燥で仕上げた砥石をマグネシア砥石と言います。
焼いた砥石は低コスト、多種類、短納期で造ることができます。
マグネシア砥石は自然乾燥ゆえに時間がかかり、コストが高くつきます。しかし、マグネシアは研ぎ易く、おりが良く、
天然砥石に近い研ぎ面を出すことができます。
自然乾燥のためにボンドが解け易く、人造砥石独特の目詰まりして光った
研ぎ面に対し、鋼と地金がくっきりとわかれ、きれいに仕上がり、刃物の切れ味も良くなります。
機械研ぎの後工程に使用する事で、最終仕上がりがさらに良くなります。
使用法
ご使用前に約15分間水に浸してください。
長時間水に浸けますと砥石が溶けてきますのでご注意ください。
研ぎが終わった刃物は、よく水気を取って下さい。
砥石表面に色のムラがありますが、使用する上で問題はありません。